設計の基本仕様について
当社ご新築物件は、決まった仕様というものを設けておりません。
それは、固定概念から始まると、自由な発想が反映されないという理由からです。
初めての面談の折に『夢』をお聞きし建築士がそれを『カタチ』へと創っていく流れとなります。
とはいえ、0(ゼロ)段階から仕様を決めていくと時間が掛り過ぎて逆に経費がお客様の負担となる為、
ある程度の最低限の仕様を当社で想定し設計計画をしていく形となります。
無論ご予算以内に納めながらの計画をさせて頂きますし、プロとして
『それは出来ません』『それは無理です』は言いませんのでご安心ください。
※最低限の仕様について
①計画時の断熱仕様については、以下を基本最低限としています。
外部(外壁・屋根面)断熱仕様:吹付断熱工法・・・説明HPはコチラ
②計画時のサッシ仕様については、以下を基本最低限としています。
1)鋼製建具仕様:アルミ樹脂複合サッシ ・・・ZEH仕様時
2)鋼製建具仕様:アルミ樹脂複合サッシorアルミ複層サッシ ・・・長期優良住宅(次世代省エネ 等級4)相当
1)2)共に硝子仕様は、日射遮蔽型ペアガラスを標準としています。
①及び②を標準とし基本最低限とし、断熱等級4をクリアします。
但し、2016年度より2020年基準に向けZEH基準を最低限とするご提案を行っております。
三重県は、地域区別4(Ⅳ地域) 区分となります。
③お引き渡し後の保証制度については、以下を標準としています。
基本、第三者保証とし、当社に万が一があった場合にも安心して保証を受ける事ができます。
1)瑕疵10年保証 ・・・ 建物の瑕疵においての保証 保証引受会社:JIO瑕疵保証機構
■ 建物の瑕疵 2,000万円 を上限とした保証に加入し、お引渡し後1ヶ月以内に保険付保証明書をお渡し致します。
2)地盤10年保証 ・・・ 建物を支える地盤の不同沈下等においての保証 保証引受会社:JHS地盤保証
■ 地盤の不同沈下等 5,000万円 を上限とした保証に加入し、お引渡し時に品質保証書をお渡し致します。
3)白蟻5年保証 ・・・ 白蟻被害における保証 保証引受会社:中部白蟻研究所
■ 白蟻の損害 300万円 を上限とした保証に加入し、お引渡し時に損害賠償保証書をお渡し致します。
④お引き渡し後のメンテナンスについては、以下を標準としています。
2016年9月請負建物より、メンテナンス事項が変更となりました。
1)お引き渡し後のメンテナンス
変更前:当社メンテナンス(無償) → 変更後:第三者メンテナンス(有償選択型)
■ 2016年9月請負以降、有償選択型とし 20,000円/回(税別) → 3・5・10年毎に1回の場合、60,000円(税別)
メンテナンス会社:JIOアフターメンテナンス
2)クロスの木材収縮による割れや、建物の揺れ変形とクロスの変形相違による割れについて
変更前:1回に限り無償対応 → 変更後:有償対応
構造区別の御紹介
住まいが完成してしまうと、わからない構造躯体ですが、わからないからこそ大事であると言えます。
私自身、構造設計業務を長期に渡り行っていたこともあり、一番皆さんに理解して頂きたいところでもあります。
資格を持たない住宅営業の方に”安全”ですと言われても心配ですよね。
ホントに構造(力学)何も知らない人が大半ですから・・・ね。
基本構造については、当社にてプランニングより最適な工法を御提案させて頂きます。
勿論、お客様よりご要望のある場合には、ご要望に合わせた計画をさせて頂きます。
①ハイブリッドジョイントシステム『プレセッター耐震金物在来工法』
従来の耐震金物を使った在来軸組み工法を主体とし、通し柱の欠損をなくしまた集成材を組み合わせた、
耐震性に特化した工法となります。構造パネルや、制震ダンパー等の組み合わせも行えます。
従来の耐震金物を使った在来軸組み工法となります。(2014年以降、平屋の場合)
③重量鉄骨軸組み工法
重量鉄骨という肉厚の鉄骨材を使用した工法で、鉄骨構造と呼びます。
大きな空間などが容易にとれるなど、店舗・事務所・工場などに使用される工法です。
よくハウスメーカーさんの住宅建物が一般的に鉄骨造と呼ぶことが多いですが、 このような建物は軽量鉄骨
造(骨組み肉厚が2~3mmと薄い鉄骨を使用)と呼びます。
内装のご紹介
内装について特にご要望がない場合には、比較的安価であるクロス仕上げを御提案させて頂いております。
勿論、タイルや石貼り、塗りによる左官仕上げ、無垢木材を仕上げとするなど、ご要望がございましたらプラ
ンニング時に お伺い致します。
当社の施工事例の画像も参考にして頂ければと存じます。