ローンが払えないとどうなる

住宅ローンが払えない場合どうなるの?

退職、減給、病気、ケガ、離婚、ギャンブル・・・いろいろな理由で住宅ローンが払えなくなったというご相談をいただきます。交通事故、逮捕など予期せぬ理由で住宅ローンが払えなくなる場合もあります。
このページでは住宅ローンが払えなくなったらどうなるのか、を説明します。下の10つが住宅ローンが払えなくなってから、起こる出来事です。住宅ローンが払えない場合に、あなたの身に降りかかることを中心にしてまとめました。

1.住宅ローンの返済が滞る
2.催告状・督促状が届き始める
3.個人信用情報へ事故記録掲載(俗にブラックリストと呼ばれる記録です)
4.ローンの一括支払いを請求される(期限の利益喪失
5.保証会社が代わりに返済をする(代位弁済通知が届く)
6.保証会社から競売を申し立てられる(差押通知が届く)
7.裁判所から現地調査される
8.競売入札開始の連絡が届く(競売開始決定通知書が届く
9.競売が完了
10.強制立ち退き

お手元に届いた書類から状況を把握したい場合は住宅ローン滞納から競売へ・届いた書類(通知)から今の状況のチェックをご参照ください。難しい言葉が多い書類の言葉ですが、お手元に届いた書類で現状が把握できます。
以下、同じ内容を図にしています。文字にするより、色がついていた方が危機感が伝わり易いでしょうか。

払えなくなったら

強制的に追い出されないためには何ができるの?

以上が住宅ローンが払えない場合、払えなくなったら起こることです。裁判所の現地調査の後、最終的には家を出なくてはならなくなります。都合に関係なく強制的に家を追い出されてしまう可能性もあるのです。住宅ローンが払えなくなったら、もうこの流れ通りに進まなければならないかと言いますとそういうわけではありません。
「任意売却」という方法があります。不動産を売却しても債務(借金)が残ってしまう場合に、不動産の売却価格以上の返済をせずに、抵当権の抹消(お金を貸した金融機関等がその不動産に対して有する権利を外すこと)が行える売却方法です。任意売却に関する内容は以下のページに詳しく記載されています。

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住宅ローンが払えなくなっても人生の終わりではありません。マイホームを失う事は望ましい状況ではありませんが、自分の選択でこの流れは変えることが出来ます。「任意売却」という選択肢があることを知って下さい。そして、まずはお電話やメールで状況をご相談ください。競売から落札まで進む流れを変える大切な第1歩となります。

「この先、ローンの返済を続けていくのが難しい」「ローンから逃れたい」と感じたらすぐにご相談ください。ご相談が遅れると、任意売却の成功確率は減っていきます。遅すぎて対応が間に合わないことはありますが、ご相談が早すぎて困ることは何もありません。経験者の方からよく聞かれる言葉に「早く相談すればよかった」という言葉があります。

多くのご相談者さまは「今後の予定が分かるだけでも気持ちが軽くなった」とおっしゃいます。早めのご相談は、任意売却を成功させる一番のポイントです。

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